
毎年秋になると、外を歩いている時にふわっと香るキンモクセイに気づく瞬間がある。
今年も暑さがおさまって外を歩くのが楽しくなったころに、キンモクセイの香りに癒される日があった。
とくに今年はコロナの問題で張りつめている日々が多いせいか、例年通りのこの感覚にことさらホッとしたような気がする。
キンモクセイの季節はすぐに終わってしまうが、また来年も香りで季節を教えてくれるだろう。
毎年秋になると、外を歩いている時にふわっと香るキンモクセイに気づく瞬間がある。
今年も暑さがおさまって外を歩くのが楽しくなったころに、キンモクセイの香りに癒される日があった。
とくに今年はコロナの問題で張りつめている日々が多いせいか、例年通りのこの感覚にことさらホッとしたような気がする。
キンモクセイの季節はすぐに終わってしまうが、また来年も香りで季節を教えてくれるだろう。
気候の関係か、今年の桜は長く楽しむことができた。
桜のきれいな公園などにお花見を目的に出かけるのもこの時期の楽しみだ。
それとは別に、ちょっとした用事で出歩くときにも、遠回りでも桜の見える道やルートがなかったかな…などと、考えを巡らせるのがまた楽しい。
暖かい日があるかと思えば、風が冷たく肌寒い日もあり、不安定な気候が多い。
でも、食卓ではすこし前から、いちごや春キャベツ、グリーンピースなど、春の味覚が楽しめている。季節のものを食べると、何となく元気になったような、体にいいことをしたような気分になれる。
こんなふうに気分の変化をもたらしてくれるものというのが、案外大事なのかもしれない。
たまに、ベランダにスズメがやってきて、ちょこちょこ歩いている。
同じスズメが来ているのかどうかはもちろん分からない。
それでも、また来てくれたのかなと勝手に思うようにしている。
使っている絵の具の色が切れたので買いに行く。
いつもの色を補充するのとともに、今まで使ったことのない新しい色も買ってみることにしている。
微妙な違いの色がたくさん売られているので、その中で自分の絵に使いやすい色に出会えるとうれしい。
アジサイのつぼみがほんのり紫色に色づきかけていた。
梅雨を待ち遠しく思うことはほとんどないが、
アジサイのつぼみを見ると咲くのが待ち遠しくなってしまう。
バス停に猫がいた。
近づくにつれてニャーニャー鳴くので、おなかがすいているか人恋しくて近寄ってくるかと思っていたら、つかず離れずの距離で立ち止まって目を閉じ、静かにひなたぼっこをはじめた。
なんとなく誰かといっしょの空間にいたい気分だったのだろうか。
今年の夏は、予想最高気温を見ただけでも暑くなるほど、暑い。
梅雨の時期に描いていた水辺の植物のイラストが涼しげに見える。
野菜スープを作るとき、トマトがすこし入ると一段おいしさがアップする気がする。
初物のみかんを食べた。
秋のはじめに出るみかんは、皮に緑の部分が多くそれが初物っぽくていい。